<有酸素運動>
酸素を十分に体に取り入れながら体を動かすことを、有酸素運動といいます。エアロビクスはその代表選手です。エアロビクスほど激しい運動をしなくても、定期的に行うことで、血行を良くし痛みを軽くする、脂肪を分解させることで、腰の負担を取り除く、運動することで姿勢の矯正ができるといった効果が期待できます。
運動不足は、腰痛に限らず万病の元といわれていますので、体にいい有酸素運動はぜひおすすめです。はじめは気張らず、気軽にできるものから取り入れてはいかがでしょうか?
<ウォーキング>
すぐに始められそうなものといえば、なんといってもウォーキングです。元手もかかりませんし、体ひとつあれば今からでもできます。
ウォーキングで注意することは、
●下を見て歩かないこと。視線は数メートル先へ
●腕をしっかりふる。腕を90度くらいにまげ、力を抜き手のひらは軽く握る
●かかとから着地。
●腰、ひざへ負担がかからぬように履物はスニーカーが一番。 ●無理をしない。はじめにがんばりすぎてはあとが続きません。長く続けることが大事です。
運動したから20分しないと、脂肪が燃焼しないといわれていたこともありますが、最近の研究では、はじめて数分で燃焼がはじまるということです。おっくうがらずに、無理なく続けられる時間を設定して、トライしてみてください。
<水中運動>
近くにプールがある人にとっては、水中運動も腰痛にはとても良い運動となります。水面が腰の位置にあれば、浮力の関係で体重は陸にあがっているときの半分になります。しかし、動かしやすいといって激しく運動しては、水の抵抗でかえって体に負担がかかる場合もありますから、自分の体力、運動歴、筋力などを考慮に入れておく必要があります。
水中運動で最も手軽なのは「歩く」ことですが、普通の歩幅よりも意識的にすこし大またで歩くことで、より運動効果が期待できます。
<家庭でできる運動>
雨がふったり、寒かったり、なにかと理由をつけてサボってしまいがちなのが、外での運動です。テレビを見ながら、家族と話をしながら運動ができたら、億劫になりませんね。
家庭でできる運動器具はこちらをご覧下さい。
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