立っているときに腰にかかる負担を1とすると、すこし前にかがむと1.5倍、イスに座ると1.4倍、イスに座ったまま少し前かがみになると約2.8倍もの負担がかかってしまいます。
標準体型の人でもかなりの負担がかかるところ、肥満の人は、その何倍もの力が加わることになります。それでは腰も悲鳴をあげてしまいます。医師の治療を受けるとき、肥満気味の人はまず「やせなさい」と言われるのも、もっともなことです。
<運動を取り入れる>
仕事や家事、その他日々の忙しさにおわれ、気が付けば体重は大幅増加、おなか周りの脂肪も立派になってきて、思わずため息・・・なんていうことはよく聞く話です。
腰痛のある方にとって肥満は、状態を悪化させるかもしれない危険因子です。今日からでも運動を取り入れ、腰痛が改善に向かうようにがんばってください。
また、腰痛をかかえている人にとって、運動は大切な治療となります。効果的に運動をおこなうには、どこが原因で腰が痛むのか、どこに問題を抱えているのかをしっかり把握しておく必要があります。
治療としての運動は、次のことを意識して行いましょう。
●股関節、足、肩の関節がスムーズに動くようにする。
●腹筋、背筋を鍛えて本来の自然のコルセットとしての役割をさせる。
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<サプリメントを活用する>
さほど食べていないのに増え続ける体重。慢性的な運動不足や、加齢による基礎代謝低下。このごろはこれらをサポートしてくれるサプリメントがたくさん紹介されています。上手に取り入れ、肥満解消に役立ててみてください。
腰痛を助けるサプリメントはこちらをご覧下さい。
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