すり減ってしまった軟骨は、残念ながら簡単には元には戻りません。少しでも痛みをやわらげ、普通に生活できることを目標に治療をすることになります。
<日常生活で気をつけること>
畳だけの生活は、座ったり立ったりの動作が多く、ひざには多くの負担をかけます。正座をさけ、テーブルとイスを中心とした生活に切り替えたほうがベストです。また、、トイレは洋式にする、部屋は階段使用の必要のない1階にするなどの配慮が大事です。
<肥満は大敵>
太っているだけで、ひざに体重の何倍もの負担がかかってしまいます。ひざが痛いと動くのが億劫になり、運動不足を招くので特に注意が必要です。
<痛みをおさえる>
●シップ、ホットパック、アイスパック、入浴などの温熱・寒冷療法
●サポーターや杖を補助的につかう
●サプリメントの摂取で、からだの機能を高める
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